NARRATION
料理紹介(ういろう)
声優にとって、一番最初に覚える「外郎売」。
外郎売の一節にも出てくる「ういろう」を皆さんは深くご存じですか?
現在の「ういろう」は、もっちりとした食感が特徴で、米粉を主原料に、砂糖と水を加えて蒸して作られる伝統的な和菓子です。
地域によって、使用する米粉の種類や甘さ、風味などが異なり、多様な味わいが楽しめます。
ういろうの名前の由来は、外郎売にもある通り、実は薬に深く関わっています。
室町時代に中国から渡来した外郎家が開発した「外郎薬」という薬があり、その薬の名前が転じて「ういろう」と呼ばれるようになったと言われています。
外郎薬は、漢方薬の一種で、胃痛、心臓病、息切れ、動悸、疲労など、さまざまな薬効があるとされていました。
お菓子としてのういろうは、外郎薬の薬効を期待して作られたものが始まりとされています。
その後、薬としての効能は薄れていき、お菓子としての側面が強まっていきました。